歌ってみたMIX、パラMIX、ボカロ等いろいろな場面で使えるマキシマイザープラグイン。
Softube 『Weiss MM-1 Mastering Maximizer』製品ページ(Softube公式サイト)
早速購入して使用してみた感想を書いていきたいと思います。
- 最高峰のマキシマイザーを使ってみたい方
- 手軽にできるプラグインをお探しの方
- 見た目ですぐに変化が分かるプラグインをお探しの方
Weiss MM-1 Mastering Maximizer 特徴
実機で購入すると100万円以上するマスタリング用ツールの名機「Weiss DS1-MK3」。
Weiss MM-1 Mastering Maximizerは、そのWeiss DS1-MK3のマキシマイザー部分のみを取り出したプラグインです。

ちなみに、ディエッサー部分を取り出した『weiss deess』というプラグインもありますので、こちらの記事をご覧ください。
インテリジェントにマキシマイズ可能なWeiss公認プラグイン
各フィールドでは、そのシンボルとなるブランドが存在しています。こうしたブランドは、製品やプロセスを大きく変革し、さらに特徴づけていくことで、フィールドのエキスパート達に最上のブランドであることを認められます。オーディオ・マスタリングのフィールドで唯一無二の存在として名が挙がるのは、スイスのWeiss(ワイス)社です。
SoftubeはWeiss Engineering社とのアライアンスにより、世界中のマスタリング・スタジオの中心を飾る名機Weiss DS1-MK3をベースに、Weiss MM-1デジタル・マスタリング・マキシマイザー・プラグインを誕生させました。

主な特徴
オリジナルのデジタル・ハードウェアWeiss DS1-MK3と同じアルゴリズムを搭載したWeiss MM-1は、トランスペアレント、ラウド、パンチ、ワイド、ディエッサーの5つのリミッティング・スタイルを備え、「amount」ノブを回した分だけインテリジェントにマキシマイズ処理が施され、ミックス・コントロールでドライ/ウェットのブレンドも可能。これにより、マスターをモニターしながら適切に音圧をコントロールできます。


ラウドネスを適切に調整
残念ながら、Weiss MM-1は音を悪くすることができません。「amount」ノブを回してフィルタリングやコンプレッション、ディエッシングなどを行う時に、プラグイン内で施されるインテリジェントな処理は、業界標準機DS1-MK3をベースとし熟練したマスタリング・エンジニアによって入念にデザインされています。
世の中にWeiss MM-1を上回るマスタリング・リミッターはないと言えます。Weiss MM-1によって、ダイナミクスと音楽性を共存させ、ミックスに望む音圧とサウンドの両方を正確に得ることができるのです。
概要
- シンプルなインターフェース操作でマスタリング・エキスパートのプロセスを実現
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5種類のラウドネス・フレーバー
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ハードウェア・マスタリング・プロセッサーの名機Weiss DS1-MK3と同じテクノロジーを搭載
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Weiss Engineeringのプレジデント、ダニエル・ワイス氏が公認
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ミックスバスを迅速かつ効果的にマキシマイズ
- トーンとダイナミクスはそのままに、好きなだけラウドにプロセス可能
Weiss MM-1 Mastering Maximizer レビュー
実際に使用してみたざっくりとした感想です。
- UIがシンプルで、ややこしい設定不要で簡単に音圧コントロールができる
- 5つのスタイルはそれぞれハッキリと分かるほど音質が変わる
- トゥル―ピークに対応していないので、後段に別のリミッターを差す必要がある
まず驚いたのが、5つのスタイルを選んでかかり具合を設定するだけで音圧コントロールができてしまうという点です。
これは本当に楽ですね。難しいことを一切考えなくてもよいというのは、操作に慣れていない方にとっては取っ付きやすくて大事な点かと思います。
そして5種類のスタイルについてですが、それぞれに特徴があって、ハッキリと分かるぐらいの色付けがされています。
以下に5種類のスタイルで書き出した音源を並べてみましたので、聞き比べてみてください。
(違いが分かりやすいように、『amount : 80%』『parallel mix : wet100%』『limiter gain : 0.0dB』にして書き出してあります)
※音量に注意してください。
- transparent:5種類の中で最も癖ない非常にまとまりがある音。音圧はやや下がってしまう印象。
- loud:中音域の厚みが増して最も大きく聴かせたいときに便利。
- punch:キックやスネアのトランジェント成分が強調され、ロック系の楽曲等には相性が良い。
- wide:MS処理が施されて音に広がりが出る。side成分が強調されたサウンドになる。
- deess:まとまりも音圧もバランスが良い
どれも独特なサウンドで、楽曲によってお好みに使い分けることができます。
amountの掛け具合だけで好みの音質に調整できてしまうのは便利ですね!
僕は「deess」が結構好きですね。程よく音がまとまって、各パートの存在感も出ているのが好みです。
トゥル―ピーク対応をしていないので、MM-1の後ろにトゥル―ピークリミッターを差して書き出す必要がありますが、
5種類のタイプ全てかなり良い感じの音に仕上げてくれるので、これだけでも買う価値はアリです。
さいごに
音圧を稼ぐ用途よりも「音を整える」目的で使用する方が、最も性能を活かすことができるのではないかと思います。
MM-1で音を整えて、後段に別のリミッターやマキシマイザーを差すという使い方もアリだと思います。
(トゥル―ピーク対応していないため、別のリミッターを差すことは必須ですので…笑)
それでもMM-1で自分の求めたサウンドに仕上がっていれば、
limiter gainを上げて音圧を稼いで終わりという使い方ももちろんできますので、
是非そのサウンドを聴いて感じてください!